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第48回 宮崎ケーブルテレビ放送番組審議会について

2020.05.22

【第48回宮崎ケーブルテレビ放送番組審議会について】

番組審議会は、放送番組の適性を図るため、放送法に基づいて設置されています。
MCN宮崎ケーブルテレビの放送番組審議会は、
下記の8名に審議委員を委嘱し、放送番組についての審議を依頼しています。

2019年度 番組審議委員
  <会 長> 中村禎子 氏   <副会長> 初鹿野 聡 氏

  <委員>  ※以下 五十音順表記
  網 紀子 氏、井田志乃 氏、甲斐 茂 氏、豊島美敏 氏、日髙光宣 氏、堀之内 智 氏

第48回放送番組審議会を下記のとおり実施したことを報告します。
今回は、新型コロナウイルスの影響により書面回答にて行いました。

1.審議期間 2020年3月27日~2020年4月24日

2.議題
  ●2019年度 下半期のチャンネル構成・放送番組について
  ●2020年度 上半期のコミュニティチャンネル番組内容について


3.審議委員の意見、感想、要望など

■各番組について

『週刊マックン情報局』
・MCが庶民的で生活感もあり親しみを感じる。二人の息も合ってきている。
・新聞の地域版も取り上げないような、さらに小さな話題や人も取り上げて欲しい。
・展示会やイベント等の紹介時に、最新情報の確認先も示して欲しい。
・再放送の内容が現状が異なる場合は、テロップ等で最新の状況を知らせて欲しい。
・宮崎市からのお知らせとして新型コロナウイルスに関する情報発信や相談先の提示は非常に助かる。
・自然災害等の特別な状況になった場合の番組構成をあらかじめ準備しておいた方がよい。

『新夢沿線 鉄道浪漫』
・自分が運転をしているかの様な錯覚に、大変楽しい旅をした。
・前身の番組から根強いファンがいるように見受けられたため、このような番組は大切にして欲しい。
・映像が鮮明になり臨場感がでているが、「電車酔い」の状態になり長く見ることができなかった。
・運転席から進行方向を見ている映像が主体で、変化に乏しく感じた。もう少し海側や山側の映像を加えて欲しい。
・懐かしい楽曲が多く、音楽だけでも楽しめる。一方、若い人にはこの選曲でよいのかは疑問である。
・楽曲名を知りたい。

『街人』
・宮崎の発展を支える人にフォーカスして紹介することは、地域密着という観点から非常に良い番組だ。
・魅力的な人物を取り上げていて、新しい人を知ることができる番組だ。
・宮崎の子どもたちにとってのロールモデルの提示という役割も担える番組ではないか。


『みやざきの技』(#01 佐土原人形)
・人選が良く、伝統技能を守る若き人形師の応援歌になっている。
・作業工程が丁寧に描かれている。ナレーションを入れず、音楽とスーパーと本人の音声だけで伝えているのが分かり易かった。
・年齢はどんな人物かを知る重要な情報なので、女性でも年齢表記をして欲しい。

『みやざき橋物語』
・暮らしと水害の歴史を知る上でも良い企画だ。
・ドローンの空撮、船での水面からの撮影、橋を走る車上撮影の映像を約3分コメント無しで流した構成が良かった。
・マニアック番組としてポジショニングして橋オタク視線があると、面白い橋のバックストーリーに行き着くのではないか。

『みやざきの城址』
・上空から撮影した映像も新鮮だが、山道を歩く視点が、外出自粛の現在のような状況だからこそさらに価値を感じた。
・学術的にもしっかり調べたうえで分かり易く構成されており、学校の教材として活用できる。
・(穂北城)先生の解説とパネル、映像がうまくマッチしていなかった。専門用語の簡単な解説も必要ではないか。
・ターゲットを明確にすると、番組内容が理解しやすく面白くなるのではないか。

『Mr.バニーのペダル旅』
・方言での会話が多く、より親しみやすい番組になっている。
・車や列車と違った風景が見える。ドローンの空撮も広がりが出ていて良かった。
・食レポにはもう視聴者は食傷気味。店側が伝えたいことを紹介するなど、もう少しプロモーショナルな番組内容にするのはどうだろうか?
・自転車や女性サイクリスト、隠れた料理店の紹介などもあり、情報が豊富だった。
・構成が欲張りすぎかなと感じた。もう少しスッキリしていると番組として一体感が持てるのではないか。
・自転車で走ってみての道路事情、悪いところは指摘して整備してもらう様な働きかけが出来る番組になると良い。

■その他
・Twitterを利用しての告知はもう少し頻度が高くてもよい。
・このような事態(新型コロナウイルス)におけるケーブルテレビならではの情報発信や番組制作方法を模索する機会かもしれない。

以上