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宮崎ケーブルテレビ 第49回放送番組審議会について

2020.10.23

宮崎ケーブルテレビ 第49回放送番組審議会について

番組審議会は、放送番組の適正を図るため、放送法に基づいて設置されています。
宮崎ケーブルテレビの放送番組審議会は、
下記の8名に審議委員を委嘱し、放送番組についての審議を依頼しています。

2020年度 番組審議委員
  <会 長> 中村禎子  氏
  <副会長> 初鹿野 聡 氏

  <委員>  ※以下 五十音順表記
  網 紀子 氏、井田志乃 氏(欠席)、甲斐 茂 氏
  豊島美敏 氏、日髙光宣 氏、堀之内 智 氏

第49回放送番組審議会を下記のとおり開催したことを報告します。

1.開催日 2020年9月29日(火)
2.開催場所 宮崎ケーブルテレビ 4階 コミュニティホール
3.議題
  ●2020年度 上半期、下半期のチャンネル構成及び放送番組についての報告
  ●コミュニティチャンネル番組内容について

4.審議委員の意見、感想、要望など

■各番組について

『宮崎ゆるり山歩き』
・初心者向けの内容になっている。ゆるり感が満載。登山口までのアクセスやルートなども丁寧に紹介されていて参考になる番組。
・季節の花を見ることができ、登山者の生の声も聞くことができる。初めての登山でも山歩きをしてみたい、と思わせる良い番組。

『週刊マックン情報局』
・放送開始後1年半となるが、情報番組として充実してきている。
・テイクアウトの紹介は飲食店を応援する企画として、MCNの貢献であり、社会的評価が上がっているのではないかと思う。
・MCの庶民的な人柄と飾らない会話は、ますます磨きがかかって、親しまれる番組になっている。
・県外から移住して“地元民”となった人に話を聞くのも新鮮で面白そうである。
・コロナ禍において45分の番組尺は若干長く感じた。今後の番組構成に期待したい。

『ひむか神話街道をゆく』
・映像や関係者インタビュー、ナレーションなどがよく構成され、検証されていた。
・神話伝説のいわれはたくさんの説があるなかで、あまり押し付け的にもなっていない。
・宮崎の魅力を再発見する良い企画。神話伝承を分かりやすく楽しめる番組になっている。
・ドローンによる撮影で神社の全景やルートが分かりやすく説明されている。空撮が活きた番組。
・神話以外にも、近隣施設などの要素も取り入れて紹介されていて、内容が幅広い。
・早い言葉だと聞き取りにくい。キーワードだけでもスーパー(文字情報)が入ると高齢者にも分かりやすくなる。

『街人』
・血抜き職人が面白かった。血抜きの様子を見たのは初めて。
・花火師を暗闇の中でインタビューしていたところが映像として美しかった。
・宮崎にすばらしい人がたくさんいることを知り、宮崎人として誇らしい気持ちになる番組。
・取り上げる人物にどんな魅力があるのかで決まる。番組制作者がどれだけ魅力がある人を発掘することができるか、情報収集力とセンスが大事。

『みやざき橋物語』
・平和台大橋と大淀川水管橋を紹介していた。水管橋のような橋は、このような番組でないとなかなか取り上げてもらえない。この番組を見て水管橋の役割が分かり、とても良かった。
・日頃見ることのできないアングルで平和台大橋を見ることができた。

『シェラカップは基本です!』
・車とのコラボは良かったが、積載量などキャンプに関連した情報が欲しい。キャンプをする人の使い勝手などを伝えてほしい。
・『シェラカップは基本です!』や『こちら祇園二丁目濱田製作所」』は、一定の視聴者向けの番組で面白い。MCNだからこそできる番組。YouTubeでの視聴回数も多く、全国にファンが多いことを証明している。

『きらり健美塾』
・「顔ヨガ」を取り扱っているのが良かった。コロナ禍でのマスクの着用で、マスクの着用で顔の筋肉が衰えてきている今のニーズにピッタリだと思った。マスクから派生して「マスク負け」など新たなニーズが出てきている。膨らませていく価値はあるのではと思った。


■その他
・MCNの番組が奨励賞を受賞(第46回日本CATV大賞番組アワード コミュニティ部門 番組:『TADORU~宮崎の焼き鳥文化~』)した。素晴らしいこと。再放送をしてもらいたい。
・『みやざき納涼花火大会』の再放送は、良い番組編成だった。癒しになったと思う。
・AIアナウンサーは、人には劣るかもしれないが、番組に変化が出て、親しみやすくなっている。
・一週間の帯となる放送時間がないとルーティーンのチャンネルにならない。
・新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の時に、子どもたちが外出できない時期があった。ケーブルとして何か子どもたちへの対応ができなかったのか。今後は、電波や画面を使ってどのようにしていくかを考えておく必要がある。
・災害時に分散避難が勧められているが、誰がどこに避難しているのかが分からなくなってしまう。満員になった避難所情報や旅行者への避難情報、ペットの避難所情報など繊細な情報提供の対応を検討してほしい。
・台風15号時には情報カメラをよく見ていた。時折、河川をズームした映像もあるとありがたい。


以上