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映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』

2010.02.17

【放送チャンネル】チャンネルNECO
デジタル 222ch / アナログ 35ch

【放送日時】
<初回放送>2/21(日)21:00 – 23:30
<再 放 送>2/22(月)15:10 、 2/27(土)21:00

 

©2007『東京タワー o.b.t.o.』製作委員会

©2007『東京タワー o.b.t.o.』製作委員会


1960年代、幼いボクを連れてオトンの家を出たオカンは、炭鉱の町・筑豊で女手ひとつでボクを育て上げた。
やがて美大に通うために憧れの東京に出たボクは、ダラダラと自堕落な日々を過ごしてしまう。
数年後、イラストレーター兼コラムニストとして仕事が軌道に乗り始めた頃、オカンの病気が発覚し…。


リリー・フランキーが亡き母への思いを綴った自伝小説を、オダギリ ジョーと樹木希林の共演で映画化。

かつて東京に弾き飛ばされ故郷に戻った父親と、同じように上京して帰るところを失ってしまった息子、東京に連れてこられて、戻ることも帰ることもできず、東京タワーの麓で眠りについた母親の物語を、母と子、父と子の絆を中心に、じっくりと静謐に描き出した作品。
加えて、オカン役の樹木希林の若き日を実娘の内田也哉子が演じることで、本物の親子のぬくもりを奇跡的に作品に与えています。


“自由”が大手を振って歩き、個を重要視するあまり家族の絆も希薄になってしまったと言われる昭和の戦後世代。しかし、そんな人々の心の根底にはしっかりと、家族を思うやさしさや温かさがあることを、この映画は涙とともに気付かせてくれます。


“ボク”のあふれる思いやり、“オカン”がふとみせる微笑みに、人間普遍の愛を感じさせる『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』、ぜひ、タオルを片手にご覧ください。


2007年・『東京タワーo.b.t.o.』製作委員会・143分・カラー

監督:松岡錠司 
脚本:松尾スズキ
原作:リリー・フランキー
出演:オダギリ ジョー 樹木希林 内田也哉子 松たか子 小林薫