タイトル
「偉大なるマルグリット」
プロローグ
パリからそう遠くない貴族の邸宅で、
サロン音楽会が開かれていました。
参加した新聞記者のボーモンは、
主役のマルグリット夫人の歌声に唖然とします。
なんと、彼女は壊滅的な音痴だったのです!
しかし、貴族たちは礼儀にのっとり拍手喝采を彼女に贈るため、
音痴であることを本人だけが全く気付いていない状態でした。
ある時、パリでリサイタルを開くと決意するマルグリット。
夫が止めるのも聞かず、有名歌手から特訓を受け始めます。
果たして、本人だけが知らない“秘密”は守られるのか?
リサイタルの行方はどうなってしまうのでしょうか…?