タイトル
「セトウツミ」
プロローグ
高校二年生の瀬戸と内海。
ふたりは放課後いつも、
川辺でダラダラと喋りながら過ごしています。
思いつきから始まった言葉遊び、
気になる女の子に送るメールの文面、
ときにはちょっと深いことも語り合ったりと、
2人でいれば 中身があるようでないような話も尽きない様子。
そんな2人を影ながら見守っている、同級生の樫村。
ときに絡んでくるヤンキ―の先輩や、
謎のバルーンアーティストたちが
2人の日常に、ちょっとした波風を立てていきます。
まったりと流れる時間の中で移りゆく季節。
瀬戸と内海の無駄話は止まらない・・・。