タイトル
「ひまわりと子犬の7日間」
プロローグ
保健所の職員 神崎彰司は、5年前に交通事故で妻をなくし
母親の琴江に助けられながら、2人の子供を育てていました。
ある日、母犬と生まれたばかりの子犬が
保健所に収容されます。
母犬は子犬を守るため、近寄る人すべてを激しく威嚇。
彰司は、幼なじみで獣医師の美久たちと見守ります。
彰司の二人の子供たちも
犬たちの無事を願い、もう一度太陽の下で生きていけるよう
母犬を「ひまわり」と名付けます。
また、そんな子供達を見て
彰司も、親子犬を引き離さないと子供たちに約束するのです。
母犬との心の距離を、少しだけ縮めた彰司は
かつて人間にかわれ、うんと愛されていたはずだ
と確信します。
しかし、犬たちの命の期限は刻一刻と近づいてくるのです。。。