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子育てナビ! 7月2日(火)放送

2013.07.02

子どものスキンケア

子どもの皮膚は、大人の皮膚の二分の一くらいの厚さというのはご存じですか?
皮膚が薄い分、外部からの刺激に敏感なので、大人が守ってあげる必要があります。

そこで、今回の子育てナビでは 皮膚科医の先生に子どものスキンケアについて
お話を伺いました。

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お話頂いたのは、金田礼子ひふ科医院の金田礼子先生です。


特に気をつけたいスキンケアの基本は2つ!

スキンケアの基本①  保湿を大切に

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生後3か月ごろから、子どもの皮膚の皮脂量が急激に低下していきます。
カサカサと乾燥しやすい皮膚の状態が子どもの皮膚の特徴です。
カサカサが続くと肌のトラブルの原因となることも・・・

しっかりと保湿をすることで、肌のトラブルも少なくなります。
保湿剤は、季節や子どもの皮膚の状態に合わせて選びましょう。


<ポイント1>
肌の乾燥の一因となっているのが、肌の洗いすぎ!
洗いすぎることで本来必要な“皮脂膜”を壊してしまうことに・・・
石鹸の使い過ぎには注意しましょう。
毎日お風呂に入っていれば、石鹸の使用は2~3日に一度でも構いません。

※日焼け止めを使用した場合は、皮膚に成分が残ることで肌のトラブルに
なることもあるので、石鹸でしっかりと洗い落としましょう。

<ポイント2>
皮膚と皮膚、つまりは“手で洗う”ことが一番肌にとって優しい洗い方です。
タオルでゴシゴシと洗わずに、石鹸を手にとって泡立ててから優しく洗ってあげましょう。


●スキンケアの基本② 紫外線を防ぐ工夫をしましょう。

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紫外線はわずかでも放射線の一種。肌にあたることはトラブルの大きな原因となります。

紫外線量が多いのは、6月後半~9月前半。
時間帯は、午前10時~午後3時です。

紫外線が多い時間帯には、日陰や室内で遊んだり、日差しを防ぐために
大きなつばの帽子をかぶったり、日差しよけの上着(風通しの良いもの)を
着用するなどの工夫が必要です。

日焼け止めの使用は、毎日のスキンケアの基本として取り入れていくことがおすすめ。
かぶれの原因となりやすい「紫外線吸収剤」不使用のものを選ぶとトラブルが少ない様です。

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紫外線を防ぐ目安の数値「SPF」と「PA」は数値が高いほど効果が期待できますが、
かゆみやかぶれが起こるようなら、数値の低い日焼け止めに変更するなど、
肌の状態に応じて日焼け止めを使用しましょう。


<おまけ情報>
“あせも”や“むしさされ”などかゆみを防ぐ方法

金田先生のおすすめは、かゆみ・日焼けには「冷やす」ことが一番いいそうです。
冷蔵庫におしぼりなどを濡らして冷やしておいて、かゆみのあるところにおしぼりをあてる。
すると、しばらくするとかゆみがおさまるそうです。

だからといって、「冷たさ」を言葉で表現できない子どもに、
氷や保冷材を直接あてるのはNGなので、お気をつけください。

冷やしたあとは、しっかり「保湿」をすることも忘れずに!

日焼けは、できるだけしないように注意をしてあげることが必要ですが、
日焼けをした場合も、上記の処置をしてあげてください。

 

 ◆ 金田礼子ひふ科医院 ◆
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