タイトル
「おしん」
プロローグ
明治40年。
不作の為、困窮を極めた谷村家では
7つのおしんが、奉公に出される事となります。
初めは、家族と離れる事に抵抗があったおしんですが
母のために、家族のために、自ら奉公にでると決めるのです。
奉公先の材木店では、早朝から夜遅くまで
働き詰めの毎日を強いられます。
厳しいしつけにも耐え、辛抱に辛抱を重ねて
「雪さとげたら、家さ帰れる・・・」
と自分に言い聞かせ、くじけず前向きに働くおしん。
しかしある日、店の財布から50銭銀貨がなくなり
おしんは濡れ衣を着せられ
吹雪の中、店を飛び出してしまうのです。
息絶え絶えに歩くおしん。
その先には、新たな出会いがまっていたのです・・・。