~麹のスペシャリスト 二宮さんのおいしい話~
今回ご紹介いただいたのは「おいしい話」初登場
麹のスペシャリスト 二宮麹屋の二宮祥彰さん
宮崎市末広町にある二宮麹屋は
明治6年の創業で祥彰さんが6代目
5代目のご両親と共に米麹や味噌の委託加工を行ってらっしゃいます。
米麹や味噌の委託加工とは
農家や個人などからお米を預かりそのお米から麹を作るのが主な仕事。
他にも、その麹から味噌などの加工品もつくっています。
そんな二宮さんが第1回目に選んだのは
【テーマ】
400g¥460
冬や桃の節句のイメージがありますが、本来は夏の飲み物。
夏バテ予防になることから江戸時代には
「夏の栄養ドリンク」として親しまれていました。
酒粕から作る甘酒もありますが
二宮麹屋の甘酒は米麹から作ったもの。
砂糖を一切使用せず、麹菌がお米を糖化した
自然の甘みが特徴です。
また、米麹の甘酒はノンアルコール成分を含まないので、
子どもさんや妊婦さんにも飲んでいただけます。
昔から授乳中の方はお乳の出がよくなるとも言われています。
それだけ、栄養たっぷりという事かも知れません。
米麹があればご家庭でも作ることができます。
材料 米麹 1kg
もち米 3~5合
①もち米を少し柔らかめに炊く
②炊き上がったもち米を少し大きめのボールにあげてあら熱をとる。
(とりきり)
③もち米に米麹をまぜる。
④保温ジャーに入れて、10~12時間保温する。
⑤出来上がったら冷やして、冷蔵庫か冷凍庫に入れて保存する。
飲む点滴と呼ばれるほど栄養満点の甘酒
最近ではその美容効果が大注目されています。
甘味は感じますが、砂糖を使っていないので、
その分カロリーは抑えられます。
また、麹菌やビタミンB群がお肌や髪にいい影響を与えてくれます。
そして、ブドウ糖が含まれることで満腹中枢が刺激されますので、
少量でも短時間で満腹感を感じますので、食欲を抑えてくれます。
オリゴ糖は、腸内環境を整え便秘解消に効果があるなど
女性に嬉しい効果がいっぱいです。
【本日のおいしすぎる話】
甘酒入り玉子焼き
昔から甘酒を魚等に漬けて焼いたりと料理に使われていました。
甘酒をたっぷり入れることで、これまでご紹介した効能を
十分獲れるばかりでなく麹にはものを柔らかくする効果もあって、
ふんわりした食感の卵焼きになります。
食べた後に残る爽やかな甘酒の風味も味わえます。