タイトル
「清須会議」
プロローグ
天正(てんしょう)10年、本能寺の変。
一代の英雄 織田信長が死去。
跡を継ぐのは誰か・・・とそこに名乗りを上げたのが
筆頭家老(ひっとうがろう)・柴田勝家と
後の豊臣秀吉・羽柴秀吉でした。
勝家は、信長の三男でしっかり者の信孝(のぶたか)を
秀吉は、次男で“大うつけ者”と噂される信雄(のぶかつ)を
それぞれ信長の後継者として指名します。
また、勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様は
秀吉への恨みから勝家に肩入れします。
一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛の策で
信長の弟・三十郎信包(さんじゅうろう のぶかね)を
見方に付け、妻・寧(ねい)の内助の功もあり
家臣たちの心を掴んでいくのです。
そんな中開かれた清須会議に出席したのは
勝家、秀吉に加え、勝家の盟友である丹波(にわ)長秀
立場を曖昧にして、強い方に付こうと画策する
池田恒興(つねおき)の4人。
一進一退の頭脳戦が繰り広げられるのです!!!