~日本茶ソムリエ 白尾さんのおいしい話~
ご紹介いただいたのは、
日本茶ソムリエ白尾さん
テーマ
北浦茶は、古典的というか
基本に忠実に作られるお茶です。
北浦町は宮崎で有数のお茶の産地の一つで
以前は、日本でも有数の早場地帯として
全量を静岡市のお茶屋さんが買い占めしていた歴史もあります。
ここ最近、最も上質なお茶だったとお客様からよく言われますし、
お茶好きの中で噂になっています。
今は収穫量が少し減ったので、幻の北浦茶とも言われます。
普通は、お茶作りに適しているのは、
山手で日当たりがよく、水はけの良い土地と言われているので、
県北で海の街としてしられている北浦が
お茶の産地というイメージはないかもしれませんね。
◆しかも北浦は、寒い地域でなおかつ海側にお茶畑があるので、
一見、良いお茶作りには適していないと思われがちなんですが
そんな北浦が、どうして宮崎で有数のお茶の産地かといいますと、
茶畑の立地に関係しているんです。
標高200mと高所にあることと海側に岩肌があるということで
海からの塩が茶畑に届かないんですね。
◆更に黒潮の影響で地温が温められるという
そういった自然環境のおかげで
宮崎でも屈指の早場地帯という奇跡的な産地なんです。
◆さらに敷き藁といわれる管理をしているので、
土壌が暖められ、草がはえてこないうえに自然の肥料になるので、
より良質なお茶が出来上がります。
【本日のおいしすぎる話】
北浦茶におススメの茶菓子
クサクと歯ごたえもあるので、とっても食べやすいですし
きな粉の風味が煎茶によく合います。
フーデリー各店で販売中
ひそかにブームになること間違い無しとふんでる一品
【白尾さんのお店情報】