タイトル
「little forest 夏/秋」
プロローグ
東北の小さな集落で暮らす、いち子。
彼女は、一度、都会に出ましたが
自分の居場所を見つけることができず
この地に帰ってきました。
近くにコンビニなどもなく、ほぼ自給自足に近い暮らし。
稲を育て、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材で
食事を作るのです。
一見、羨ましいほど、四季折々の恵みを受けますが
東北の大自然の厳しさも、体験します。
そんな環境で、自分と向き合い
美味しいものをもりもり食べて、明日へ踏み出す元気を
いち子は、充電していくのです。