タイトル
「天才スピヴェット」
プロローグ
アメリカ北西部のモンタナで
牧場を営み、カウボーイが大好きな父と、昆虫博士の母
アイドルを夢見る姉に、囲まれ暮らすスピヴェット。
彼は、10歳にして天才科学者なのですが
なかなか家族からは、理解されずにいるのが悩みの種でした。
また、双子の弟が死んでしまって以来
家族それぞれの心に、ぽっかり穴があいてしまったのです。
そんなある日、アメリカを代表する研究機関である学術協会から
「最も優れた発明に贈られる“ベアード賞”を
スピヴェットが獲得した」という連絡が入ります。
彼は“認められること”の嬉しさを噛みしめながら
ワシントンで開かれる授賞式に向かうため家出を決意!!
大陸横断の冒険の中で、スピヴェットは
数々の危険を乗り越え、様々な人と出会いながら
本当に大切なものに気付いていくのです・・・。