タイトル
「妻への家路」
1977年の中国。
文化大革命が10年ぶりに終結し、解放され
自由の身となったルー・イエンシーは
愛する妻、フォン・ワンイーの元に戻ります。
しかし、待ちすぎた妻は身も心も疲れ切り
夫の記憶だけを失っていたのです。
そこで、イエンシーは他人として向かいの家に住み
娘・タンタンの助けを借りながら
妻に思い出してもらおうと、奮闘します。
“別人“になりきって収容所で書き続けてきた、
何百通もの手紙をくる日も彼女に読み聞かせたのです。
また、帰らぬ夫…そう、自分を駅に迎えに行く彼女に
毎日毎日、寄り添うのです。
果たして、イエンシーの愛は妻に届くのでしょうか……?