タイトル
「チャッピー」
プロローグ
2016年、南アフリカ。
兵器製造会社の開発者、ディオンは
自分自身で、感じ、考え、成長する人工知能の開発に成功します。
その偉大さを上司であるミシェルに説明しますがあえなく却下…。
ディオンはあきらめず、廃棄寸前のロボットを盗み
極秘でAI(人工知能)を搭載します。
しかし、その帰宅途中、ストリートギャングによって拉致され
「自分たちの為に戦うよう
ロボットをプログラミングしないと殺す!」と脅されます。
さらわれたロボットは子供のように怯え怖がったため
ディオンとギャングの一人、ヨーランディは
ロボットを落ち着かせ、言葉を教え「チャッピー」と名付けるのです。
子供のように純粋なチャッピーは
ストリートギャングのメンバーたちと接し
彼らから、生き抜くためのスキルを学んでいきます。
しかし、成長と共に
科学者たちから、存在を危険視されるようになり
次第に追いつめられていきます。
また、感情も成長した為
チャッピー自身のバッテリーが
残り5日間である事を知るとともに
死への恐怖をも、感じていく事になるのです。