タイトル
「海街 diary」
プロローグ
鎌倉で暮らす3姉妹の元に
15年前に家を出て行った父の訃報が届きます。
その葬儀に出席する為、山形に出向いた3人は
母親は異なりますが、自分たちの妹である
14歳の少女・すずと対面します。
三姉妹の父を奪ったはずの、すずの母はすでに他界し
さらに、父が再婚した義理の母を支えるすず。
長女の幸(さち)は、そんな彼女に「一緒に暮らそう!」
と、声をかけます。
そこから、香田家の四女として
すずの新たな生活が始まるのです。
各々の悩みや喜びを分かち合い
絆を深めあっていく姉妹たち。
しかしある日、音信不通だった三姉妹の母が
祖母の七回忌に現れたことで
穏やかだった姉妹それぞれの胸の内に、
複雑な想いがよぎるのです。