タイトル
「博士と彼女のセオリー」
プロローグ
1963年、イギリス。
名門ケンブリッジ大学大学院で
スティーヴン・ホーキングは、理論物理学を研究していました。
ある日、彼はパーティで出逢った魅力的な女性・ジェーンと
恋に落ちます。
その恋のときめきは
宇宙論の研究テーマが定まらなかったスティーブンに
ひらめきをもたらす程でした。
ところが、その頃からスティーヴンの体調に
異変が起き始めます。
やがて、ALS(筋委縮性側索硬化症)と診断され
余命2年と宣告されてしまいます。
将来を悲観し、ジェーンとの未来も諦めるスティーヴン。
しかし、ジェーンはひるむことなく、
周囲の反対を押し切ってスティーヴンと結婚する道を選びます。
長男のロバートも誕生し
当初の余命を越えて生き続けるスティーヴンは
ジェーンの励ましに支えられ、研究者としても
着実に実績を上げていくのです…。